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ANY会議 (Any Conference)

ANY……をタイトルにした建築と哲学をめぐる国際会議。1991年に第1回が「Anyone」ロサンジェルスで開催、2000年、ニューヨークで開催された「Anything」をもって終了。日本では磯崎新をキーマンに、浅田彰、柄谷行人などが参加。海外ではピーター・アイゼンマン、イグナシ・デ・ソラ=モラレス・ルビオー、レム・コールハースなど20世紀末を代表する建築家とジャック・デリダなどの哲学者が多数参加。会議の記録は英語版、日本語版がすべて出版されている。

> 10+1 DATABASE内「ANY会議」検索結果 (12件)

[論考]

Any会議とは何であったか? | 日埜直彦

What was the Any Conference? | Hino Naohiko

...のなかで目立ったトピックとなるはずだったが、Any会議においては共有できる論点を提示することさえ... ...は形式的にさえ維持できなかった。しかしこれはAny会議に限られた問題ではない。これがおそらく建築...

『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.150-151

[キーワード]

90年代都市・建築キーワード/キーパーソン | 南泰裕瀧本雅志松田達

Urban/ Architecture Keywords and Key Persons of the 90s | Minami Yasuhiro, Takimoto Masashi, Matsuda Tatsu

...て、われわれはまず試みておいていいだろう。 ANY会議 1991年にスタートした建築の国際的なコンファレ... ...利いた形で俎上に載せられていった。もっとも、Any会議は、anyと呼ぶに相応しい異種異様なものが並立...

『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.68-87

[論考]

50 Years After 1960──グローバル・シティ・スタディーズ序説 | 八束はじめ

50 Years After 1960: Introduction to the Global City Studies | Yatsuka Hajime

...ネス』のほうに関心を多く共有している(パリのANY会議で、彼は自分のリサーチの発表にさっぱり反応... ...としかできそうにはない。コールハースはパリのANY会議で(別の文脈だったが)、自分は「解決」とい...

『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.62-76

[論考]

メタボリズムとの関係を聞かれるので、 その頃を想い出してみた。──日本の建築アヴァンギャルド私註 | 磯崎新

I am often asked about my relation to the Metabolism Group, so I have tried to recall that period.: Personal Note on the Japanese Architectural Avant-Garde | Isozaki Arata

私は年齢的には一九六〇年世代だけど、建築家としての思考の仕方は一九六八年に属している、とこれまでに折りにふれて語ってきた。そして、一九六八年から一九八九年の二〇...と結びつくことの遠いきっかけをつくっている。ANY会議をはじめるときの大きい枠組みともこの決定不...

『10+1』 No.13 (メディア都市の地政学) | pp.25-32

[現代建築思潮]

討議:中間的/総括的──現代建築思潮研究会二〇〇三─二〇〇五 | 今井公太郎今村創平日埜直彦吉村靖孝

Medium-term Roundup: Contemporary Architectural Trend Studies, 2003-2005 | Imai Kotaro, Imamura Sohei, Hino Naohiko, Yoshimura Yasutaka

議論の新しいスタイル? 10+1──「現代建築思潮研究会」はこれから三年目に入りますが、月例で研究会を行なってきたこの二年間を振り返ってどんなことを考えますか。...うに『Any』で一〇年間仕掛けつづけていました。Any会議では世界の主要建築家が集まって最先端の議論...

『10+1』 No.41 (実験住宅) | pp.24-28

[インタヴュー]

アルゴリズム的思考の軌跡をめぐって | 磯崎新柄沢祐輔

In the Footsteps of Algorithmic Thinking | Isozaki Arata, Yuusuke Karasawa

コンピュータの黎明期における情報都市の提案 柄沢──磯崎さんは六〇年代のコンピュータの黎明期、まだそれらが十分実用的とは言えない時期にさまざまな建築や都市の提案...ームや広義の文化的コンテクストの基盤(これはANY会議の前提といってもいいと思います)が全く新し...

『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.72-81

[ポスト・ストラクチャリズムの建築 1]

「ポスト構造主義の建築」に纏わる身近な話題 | 丸山洋志

Familiar Topics in "Post-Structuralism" Architecture | Maruyama Hiroshi

とは言ってみたけれど、ポスト構造主義そのものに関する定義・状況説明などは書店の思想・哲学の書棚にあふれているであろうし、その手のディスクールがしかけてくるレトリ...マンであろう。その彼が、一九九九年に開かれたANY会議で、スペクタクル社会における建築の有り様を...

『10+1』 No.26 (都市集住スタディ) | pp.24-26

[批評]

観測者のランドスケープ──離散性、あるいは不連続性と「形式」の問題 | 槻橋修

Landscape of the Viewer: A Problem of ヤFormユ Concerning Discreteness and Disjunction | Tsukihashi Osamu

1 風景の使用法 ランドスケープとは「風景」を示すが、そこには習慣的に「自然環境」あるいは単に「自然」との観念的な結びつきが前提とされている。「自然」への耽美...て、フレドリック・ジェイムソンは一九九一年のANY会議における発言で、彼女の念頭にあるのが映画『...

『10+1』 No.09 (風景/ランドスケープ) | pp.100-111

[インタヴュー]

磯崎新インタヴュー 破壊と救済のメトロポリス | 磯崎新五十嵐太郎南泰裕

An Interview with Arata Isozaki: The Destructive and Restorative Metropolis | Isozaki Arata, Igarashi Taro, Minami Yasuhiro

「デコンの終わり」と「都市破壊業KK」/時代の分水嶺としての一九六五年、一九九五年 五十嵐太郎──今日、磯崎さんにおうかがいしたいテーマはいくつかありますが、出...し続けなければならないのだと思います。例えばANY会議を通した建築と哲学・思想との対話や、グロー...

『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.54-67

[建築を拓くメディア]

建築と思想の離接について:四つの系をめぐる八つのキーワード | 南泰裕

Disjunction of Architecture and Idea: The Eight Keywords for Four Systems | Minami Yasuhiro

跳躍台としての言葉 建築は、言葉では建たない。 千言万語を華麗に費やしてみても、建築が現実につくられゆく情況のなかで、言葉はモノの具体性に対して塵ほどの力も持ち...る、建築と思想の国際的なカンファレンスであるANY会議(一九九一—二〇〇〇)の常連メンバーでもあ...

『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.106-110

[対談]

ポストモダン一九六八─八九──近代批判としての | 磯崎新五十嵐太郎日埜直彦

Post-Modern 1968-89: As Criticism of Modernism | Isozaki Arata, Igarashi Taro, Hino Naohiko

1 『ポスト・モダニズムの建築言語』の時代背景 日埜──今回の特集のテーマは「八〇年代建築を読み直す」としています。ポストモダンの建築に対する評価、あるいは距離...消えた時に、なんでもありになった。キプニスがAny会議のAnyという言葉をアイゼンマンのところに持っ...

『10+1』 No.32 (80年代建築/可能性としてのポストモダン) | pp.62-77

[論考]

建築と言葉とメディアの関係はいまどうなっていますか? | 今村創平

What is the Relationship of Buildings, Words, and Media Now? | Imamura Sohei

なぜ建築を扱うのに言葉が必要なのかは、これまでにも繰り返し問われてきた。そして、このところ建築と言葉の仲は、うまくいっていないのではないかという問いは続けて発せ...」と謳われた『Assemblage』の廃刊が二〇〇〇年、Any会議の終了が同じく二〇〇〇年である。このように、...

『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.152-153