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アルゴリズム (Algorithm)

コンピュータによって問題を解くための計算の手順・算法。建築の分野でも、伊東豊雄など、アルゴリズムを用いて、従来では考えられなかった形態や構造を持つ作品が数多く目につくようになった。

> 10+1 DATABASE内「アルゴリズム」検索結果 (61件)

[論考]

「空洞幾何」断章──展覧会《空地・空洞・空隙》前後 | 鈴木了二

Fragments of a Hollow Geometry-Before and After the Exhibition "Vacant Land,Voids,Intervals" | Suzuki Ryoji

私の指の上には彼の指がのっていた。 私の手はざらざらとした紙の上を動き回った。 それは生まれてこのかた味わったことのない気持ちだった。 ──R・カーヴァー「大聖...5:「『東京』は『空隙モデル』の作動可能なアルゴリズムである」 5──同一スケ─ルの航空写真(こ...

『10+1』 No.01 (ノン・カテゴリーシティ──都市的なるもの、あるいはペリフェリーの変容) | pp.18-31

[インタヴュー]

『建築の解体』へ──六〇年代のムーヴメントをマッピングする試み | 磯崎新日埜直彦

Towards Kenchiku-no-Kaitai: The Effort to Map the Movement of the '60s | Isozaki Arata, Hino Naohiko

『解体』の輪郭執筆──六〇年代アートシーンの坩堝から 日埜直彦──今回は『建築の解体』についてうかがいたいと思います。この本は建築における六〇年代の終わりを象徴...う。また、『10+1』の前号のインタヴューでアルゴリズムについて発言したりといろいろするので、誤...

『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.190-205

[インタヴュー]

アルゴリズム的思考と建築の「新しいリアル」 | 伊東豊雄フロリアン・ブッシュ柄沢祐輔

Algorithmic Thinking and "The New Real" in Architecture | Ito Toyo, Florian Busch, Yuusuke Karasawa

...いう話に共感してくれたのです。その時彼がアルゴリズムを使った自分の設計例を見せてくれました。... ...ージを提案し、セシルはそれに対してそれをアルゴリズムを使って解くという逆提案をしてきました。...

『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.82-93

[インタヴュー]

アルゴリズム的思考の軌跡をめぐって | 磯崎新柄沢祐輔

In the Footsteps of Algorithmic Thinking | Isozaki Arata, Yuusuke Karasawa

...ア・フォルマリズム、アルゴリズム的思考 柄沢──コンピュータ・アルゴリズムに基づく表現が、ある... ...を特徴とする手法論は現代のコンピュータ・アルゴリズムにもとづく手法と通底したものを感じます。 ...

『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.72-81

[鼎談]

アルゴリズムで表層と深層を架橋せよ | 柄沢祐輔南後由和藤村龍至

Cross-link between Superficial Layer and Deeper Layer with Algorithm | Yuusuke Karasawa, Yoshikazu Nango, Ryuji Fujimura

...のでしょうか。 柄沢──そこでひとつには、アルゴリズム的な設計論があると思います。社会が二層構... ...きにその二層を媒介するのは、実際のところアルゴリズムだからです。結局、例えばGoogleの検索メカニ...

『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.62-75

[リード]

建築におけるアルゴリズム的思考 | 柄沢祐輔

Algorithmic Thinking in Architecture | Yuusuke Karasawa

...「アルゴリズム的思考と建築」という特集を組むにあたって、まず建築におけるアルゴリズムとは何か... ...を正確に定義しなくてはいけないだろう。アルゴリズムとは言葉の正確な定義において算法、算術のこ...

『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.70-71

[作品構成]

アルゴリズム的思考とは何か | 松川昌平

What is Algorithmic Thinking? | Shohei Matsukawa

...アルゴリズム的思考を用いると従来の建築とどう変わるのだろうか? 僕自身これまで、「関数空間/Algo... ...があれば自分で描いてみて欲しい。 関数空間/AlgorithmicSpace [Hair_Salon](2005) 設計=松川昌平(000studio...

『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.155-160

[神戸]

変型地図(talking maps)──プログラム・デザイン・プロジェクト──神戸芸術工科大学大学院 | 鈴木明小山明橋本英治岡部憲明藤山哲朗ゼミ

talking maps: pdp: program design project | Suzuki Akira, Koyama Akira, Hashimoto Eiji, Okabe Noriaki, Tetsuo Fujiyama Seminar

...様なマップの収集とともにプログラム分析(アルゴリズムやプロトコルの分析)を行ない、シミュレー... ...行なう 第二段階「変形地図(talking maps)」のアルゴリズム分析 二・一 地図変型のプログラム分析 二...

『10+1』 No.30 (都市プロジェクト・スタディ) | pp.172-183

[作品構成]

Natural Computationの景相化 | 田中浩也久原真人

Ommniscape of Natural Computation | Hiroya Tanaka, Macoto Cuhara

...構の特質を、現代的に結託させて、まだ見ぬアルゴリズムを生み出そうとする創作の営みを開始するこ... ...領域ではボクセル、音響領域ではクリック、アルゴリズム上ではステップ、プログラム上ではオブジェ...

『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.149-154

[翻訳]

ネクスト・バビロン、ソフト・バビロン──(トランス)アーキテクチャーとは、戯れの場としてのアルゴリズムである | マーコス・ノヴァック松永太郎

Next Babylon, Soft Babylon: (trans)Architecture is an Algorithm to Play in | Marcos Novak, Matsunaga Taro

...ァーチュアル・スペースへの数学的な探究とアルゴリズム的な探究の区別にも適用される。例えば、純... ... Title: “Next Babylon, Soft Babylon: (trans)Architecture is an Algorithm to Play in” in Architectural Design Profile No.136: Architects ...

『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.192-203

[インタヴュー]

新たな秩序の現われとして | 藤本壮介柄沢祐輔

A New Order Breaking Out | Fujimoto Sosuke, Yuusuke Karasawa

...秩序らしきものの浮上 柄沢祐輔──アルゴリズムとは、建築の文脈でいうと、建築の構成に明示的なル... ...が、それが本当の意味でのアルゴリズムなんですね。つまり、アルゴリズムというのは、ある秩序のこ...

『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.94-102

[インタヴュー]

複数のマテリアル/複数のアーキテクト | 神成淳司柄沢祐輔

Multi Material / Multi Architect | Atsushi Shinjo, Yuusuke Karasawa

...沢祐輔──今回の特集を企画するにあたり、アルゴリズムという言葉を「決定ルールの時系列をともな... ...義なかたちで社会に関与する方法論として、アルゴリズム的思考があるのではないかという問題提起を...

『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.126-135

[批評]

世界記述のプログラム | 桂英史

The Library :A Program for Recording the World | Katsura Eishi

...底していくと、、データといったシンボルやアルゴリズムといったシンボル動作の規則が抽象化(ブラ... ...てくれた天才なのである。 チューリングは、アルゴリズム化されたプロセスを確実に実行する計算装置...

『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.122-131

[論考]

50 Years After 1960──グローバル・シティ・スタディーズ序説 | 八束はじめ

50 Years After 1960: Introduction to the Global City Studies | Yatsuka Hajime

...どがそれだ。この時期に都市や地域を量的なアルゴリズムとして記述する試みが行なわれていたことは... ...特殊解に留まるデザインよりも法規のようなアルゴリズム的な規則だとすれば、このリサーチの重要性...

『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.62-76

[Architecture的/Archive的 3 ]

第3回・archival architectureモデルによるMMO現実感の実現 | ドミニク・チェン

Part 3: Realization of an MMO Environment Based on an Archival Architecture Model | Dominick Chen

...トウェア工学的な背景に根ざしながら、あるアルゴリズムを作動するための「部品」(代替不可能)の... ...部分」(代替可能)の共有を想起させる。「アルゴリズム」と「表現」の本質的差異は無いという論考...

『10+1』 No.42 (グラウンディング──地図を描く身体) | pp.19-20

[論考]

アルゴリズミックな空間とは何ですか? | 柄沢祐輔

What is Algorithm Space? | Yuusuke Karasawa

...アルゴリズムとは時系列を伴った決定ルールの連なりである。このアルゴリズムによって私たちはまっ... ...ここで、ディスクリートとは別の概念としてアルゴリズム的空間構成というものを提示してみたいと思...

『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.100-101

[作品構成]

アルゴリズム的手法によるフォームの生成 | 柄沢祐輔

The Becoming of form of Architecture through Algorithmic Method | Yuusuke Karasawa

...1 アルゴリズムによる思考とフォームの提示 かつてルイス・カーンはフォームを提示することが建築の... ...に制御するコンピュータ・アルゴリズムを独自に考案し、そのアルゴリズムに基づいてソフトウェアを...

『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.167-172

[座談]

相互触媒的な建築 | セシル・バルモンドピーター・ロイド・ジョーンズピーター・デイヴィスジェニー・サビンデヴィッド・ルイエリック・エリングソンアアロン・レヴィ服部暁文

Cross-Catalytic Architectures: In Conversation | Cecil Balmond, Peter Lloyd Jones, Peter Davies, Jenny Sabin, David Ruy, Eric Ellingsen, Aaron Levy, Akinori Hattori

...うことは、深層にある真実と現象との間にはアルゴリズムがあると考えているのですか? セシル──い... ...す。今日の昼に学生が見せてくれたものは、アルゴリズムのアプリケーションです。パラメータソフト...

『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.109-117

[批評]

インタラクティヴェーター──進化論的デザインの試み | ジュリア・フレーザージョン・フレーザー+横山亮

Cyber-Architecture:Towards Universal Procedures | Julia Frazer, John Frazer, Yokoyama Ryou

...のフォルムをどうやって発生論的[遺伝的]アルゴリズムというテクニックに適合するようにコード化... ... C. Graham, J. H. Frazer, M. C. Hull, "The Application of Genetic Algorithms to Design Problems with Ill-defined or Conflicting Criteria," i...

『10+1』 No.06 (サイバーアーキテクチャー) | pp.90-99

[論考]

セシル・バルモンドのデザインと数学的思考の関連は何ですか? | 田中陽輔

What is the Association between Cecil Balmond's Design and Mathematical Thought? | Tanaka Yosuke

...えて、セシルのデザインプロセスをひとつのアルゴリズムとして捉えると、〈普遍的なパターン(法則... ...定義である。「コンフィギュレーション」はアルゴリズムの心臓部である関数やループ、分岐の組み合...

『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.104-105

[設計思想・教育]

極環境建築における自律分散協調の自己組織的設計思想 | 池田靖史

Self-organized Design for Extreme Environmental Architecture | Yasushi Ikeda

... 設計のプロセスを最適状態の獲得と考えればアルゴリズムを使った自己組織的なシステムのシミュレー... ...での情報のやり取りである。システムが適応アルゴリズムによるモジュール組み替えをするためにはそ...

『10+1』 No.46 (特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits──極地建築を考える) | pp.152-155

[批評]

非環境破壊性・複合性・サイバースペースに関する現代理論の収束──建築はどこへ行くのか | マニ・ラストラージ+横山亮

The Convergence of Contemporary Theories of Sustainability, Complexity, and Cyberspace: Where is Architecture Heading? | Manit Rastogi, Yokoyama Ryou

...工ニューラル・ネットワークとは処理装置(アルゴリズムであってもよいし、実際のハードウェアであ... ...新潮社、一九九一年)]。 * D. E. Goldberg, Genetic Algorithm in Search, Optimization and Machine Learning, Addison-Wesley, 198...

『10+1』 No.06 (サイバーアーキテクチャー) | pp.104-119

[論考]

建築場理論とは何ですか? | 松川昌平

What is Architectural Place Theory? | Shohei Matsukawa

...『10+1』No.49の拙論「アルゴリズム的思考とは何か」のなかで、「アルゴリズム的思考」とは「建築に限... ...か?★一 外部化された思考をコンピュータ・アルゴリズム化するだけでなくインターネットの「あちら...

『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.102-103

[サウンド+アート+サイエンス 4]

Morphology | 池上高志

Morphology | Ikegam Takashi

...要素の形を考慮に入れるのは一般に難しく、アルゴリズム的に計算が面倒だからだ。したがって、とり... ...込まれたランダムな論理サーキット(遺伝的アルゴリズムが適用されている)でコントロールされてバ...

『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.43-45

[作品構成]

Tooling | アランダ/ラッシュ篠儀直子

Tooling | Aranda/Lasch, Shinogi Naoko

...キングの試みのなかに切断を取り入れると、アルゴリズム的論理は新たな建築的可能性へと開かれる。Ex... ...なのである。Experiments 集合表層 この実験は、アルゴリズムとその変数の混合を修正し拡張することから...

『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.173-176

[作品構成]

超線形設計プロセス論──新たなコンテクスチュアリズムへ | 藤村龍至

The Super Linear Design Process Theory: Towards New Contextualism | Ryuji Fujimura

...化させるか」というアルゴリズムの検索を行なう並列的なプロセスと、アルゴリズムを定めたあとで全... ...喩的な意味において、とてもコンピュータ・アルゴリズム的である。しかし、その目的はコンピュータ...

『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.161-166

[インタヴュー]

ソフトウェアを用いた大規模都市計画の実践 | ヤコブ・ファン・ライス柄沢祐輔服部暁文

Practice Using Metropolitan-Planning Software | Jacob van Rijs, Yuusuke Karasawa, Akinori Hattori

...回、「アルゴリズム的思考と建築」という特集を組むにあたって、都市計画においてアルゴリズム的な... ...トを提案していたと聞いています。きわめてアルゴリズム的に都市計画がデザインされていたとお見受...

『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.103-108

[現代建築思潮]

討議:建築/統計/アーバン・デザイン──ビョルン・ロンボルグ『環境危機をあおってはいけない』、MVRDV「REGIONMAKER」を端緒に | 田村順子吉村靖孝今井公太郎今村創平日埜直彦

Architecture, Statistics and Urban Design: Bjo/ rn Lomborg, The Skeptical Environmentalist and MVRDV "REGIONMAKER" | Lunko Tamura, Yoshimura Yasutaka, Imai Kotaro, Imamura Sohei, Hino Naohiko

...持つ性格として、パラメーター以外の部分のアルゴリズムや設定条件を隠してしまうと思います。しか... ...ポンスできる。 今井──それは設定条件と、アルゴリズムとパラメーターが一意に決まっても、出てく...

『10+1』 No.39 (生きられる東京 都市の経験、都市の時間) | pp.48-56

[ネット公正論──データの逆襲 1]

プロクロニスト・マニフェステーション | ドミニク・チェン

Prochronist Manifestation | Dominick Chen

...その表層的な作動を駆動している内部論理(アルゴリズム)に万人がアクセスすることが可能になった... ...異なる領域において生成される情報が複数のアルゴリズムによって自動的に混合(mash up)され、それら...

『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.30-38

[ネット公正論──データの逆襲 3]

情報生態論──いきるためのメディア | ドミニク・チェン

Information Ecology: Media to be Alive On the Extension of Individuality Thought through the Minimum Unit of Information as Multitiered Operational Closure, around the Idea of Plasticity and Prochronism. | Dominick Chen

...が、ユーザーたち自身の人為をまたずとも、アルゴリズムによって半自動的に互いの相同性を評価し合... ...される。このレヴェルにおけるより具体的なアルゴリズムに関する技術的議論が俟たれる。 つぎに諸個...

『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.25-32

[都市表象分析 31]

都市表象分析とは何か(一)──自註の試み | 田中純

What is the Analysis of Urban Representation? 1: Attempting Self-annotation | Tanaka Jun

...のだろうか★六。 現在、建築デザインの「アルゴリズム」と称されているものが、この決定の審級とい... ...定のアポリアであり、そのような意思決定をアルゴリズムやプログラムによって代替しえた政体など、...

『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.2-11

[インタヴュー]

Wiki的都市は構想可能か? | 江渡浩一郎柄沢祐輔

Can We Envisage the City as a Wiki? | Koichiro Eto, Yuusuke Karasawa

...ます。 今号では「アルゴリズム的思考と建築」について考えており、アルゴリズムは環境管理型アーキ...

『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.118-125

[批評]

インターネット──郵便システム/流出/都市 | フリードリヒ・A・キットラー神尾達之

Internet: Postsystem, Emanation and City. | Friedrich A. Kittler, Kamio Tatsuyuki

...うことです。ひょっとすると絵画は、当時はアルゴリズム化が非常に困難だった領域のなかで、構成的... ...法だったのかもしれません。グラフィックのアルゴリズム化こそは、コンピュータ技術が実現してくれ...

『10+1』 No.13 (メディア都市の地政学) | pp.88-93

[論考]

20 Years Before 1960. And Now──内田祥文から見える今の世界 | 金子祐介

20 Years Before 1960. And Now: Today Seen by Yoshifumi Uchida | Yusuke Kaneko

...で、防災という視点が戦後の都市を形成するアルゴリズムになっていたことを物語っている。「大都会... ...答えの出ないものとなってきている。無闇にアルゴリズムを使用した生成変化する都市形態(欧米の観...

『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.114-120

[批評]

ニューロマンティック・アーキテクチャー──コンピュータ革命の建築 | スティーヴ・パーネル+後藤武

Neuromantic Architecture: Architecture of the Computer Revolution | Steve Parnel, Goto Takeshi

...どを変更するのである。環境は、ランダムなアルゴリズムか最近の株式市場の乱高下によってアップデ... ...ひとつの流れは、プログラムのための最適のアルゴリズムを見つけだす発展的プロセスのシミュレーシ...

『10+1』 No.06 (サイバーアーキテクチャー) | pp.70-75

[論考]

探偵、バイオメトリクス、広告 『マイノリティ・レポート』にみる都市の時間と空間 | 門林岳史

Detective, Biometrics and Advertisement: Time and Space of the City Represented in Minority Report | Takeshi Kadobayashi

...ータ科学者ジョン・ドーグマンに虹彩認証のアルゴリズムの製作を依頼し、それを受けてドーグマンは... ...ターンを五一二バイトのコードに書き換えるアルゴリズムを開発、その特許を一九九四年に取得する(...

『10+1』 No.40 (神経系都市論 身体・都市・クライシス) | pp.108-117

[論考]

セクシュアリティの造形力 クィア映画の空間原理を出発点に | サラ・ティズリー

Sexuality as Molding: From the Spatial Principles of Queer Cinema | Sarah Teasley

...、またはアルゴリズムに身を任せて建築を主観性とグリッドから開放した現在、アルゴリズムに代わっ...

『10+1』 No.40 (神経系都市論 身体・都市・クライシス) | pp.118-129

[政治の空間学 1]

chap.1 空間の蒸発──リベラリズムについて(1) | 北田暁大

Chapter 1 Evaporation of Space: On Liberalism 1 | Akihiro Kitada

1 リベラリズムの空間政治学 ミシェル・フーコーはあるインタヴューのなかで次のように発言している。 あなた方には、空間的な用語を活用することは、歴史を、進化、...ない。収集されたデータとデータを処理するアルゴリズム、それこそがシムシティ的世界の駆動装置な...

『10+1』 No.36 (万博の遠近法) | pp.205-213

[新たなコミュニケーションの座標軸 1]

共感とテレパシーのあわいで | 平田知久

Between Sympathy and Telepathy | Tomohisa Hirata

この書評欄は、時季ごとに数冊の近刊書(とそれに接続される限りでの古典的な著作)を評しながら、「新たなコミュニケーションの座標軸」についての問題やヒントを見出すこ...問い合わせによって、自身が欲望するものをアルゴリズム的に提出してもらい」、「その結果に対して...

『10+1』 No.40 (神経系都市論 身体・都市・クライシス) | pp.21-23

[非都市の存在論 7]

メモリー・クラッシュ──都市の死の欲動(ドライヴ) | 田中純

Memory Crash: Desiring the Death of the City | Tanaka Jun

1 都市と死──記憶のエクリチュール 建築家であり、かつてユーゴスラヴィアの首都ベオグラードの市長も務めたボグダン・ボクダノヴィッチは、旧ユーゴスラヴィア連邦一...ばありえなかったものである。 キットラーはアルゴリズムによる命令の二進法計算をコンピュータ・モ...

『10+1』 No.11 (新しい地理学) | pp.16-27

[ポスト・ストラクチャリズムの建築 5]

三次曲面と建築術の行方(承前) | 丸山洋志

Three-Dimension Surface and Future of Architecture | Maruyama Hiroshi

三次曲面を流用した建築(角がとれて、分析的というよりも感応的な形質)に対する、人々の反応は興味深い。もっとも大方の人にとっては、その形質を成り立たせている幾何学...、コンピュータによる抽象的な置き換え(=アルゴリズム)によって「人間」的条件としての空間や時...

『10+1』 No.30 (都市プロジェクト・スタディ) | pp.37-40

[作品構成]

Can Architecture Heal? | ジェニー・サビン福西健太

Can Architecture Heal? | Jenny Sabin, Kenta Fukunishi

「建築におけるセクション(断面図)の役割は死んだ」──米国、ペンシルヴァニア大学で教鞭をとる構造家セシル・バルモンドの言葉である。同大学建築学部は、二〇〇二年に...における幾何学的パターン、あるいは数学的アルゴリズムによって導き出されたシステムを分析し、さ...

『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.177-180

[サウンド+アート+サイエンス 3]

Computation | 池上高志

Computation | Ikegam Takashi

1 計算 Computation(計算)が自然科学やアートのテーマではないのは、計算は物理量(質量とか電荷とか)とは無関係であり、つくられた人工の自然であって自...うことは自然科学ではない。計算には明白なアルゴリズムがあり、入力と出力が決まっている。また、...

『10+1』 No.46 (特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits──極地建築を考える) | pp.39-41

[インタヴュ―]

廃墟、空白、生成──一九五〇─七〇を俯瞰する | 磯崎新日埜直彦

Ruin, Vacuum, and Genesis: Looking Back over the 1950s to 1970 | Isozaki Arata, Hino Naohiko

はじめに 日埜直彦──このインタヴューも残念ながら最後ですから、これまで伺ってきた五〇年代終わりから六〇年代の流れをまとめつつ万博のお祭り広場へと話を繋げ、五〇...よという話になってしまった。ここからは「アルゴリズム的思考と建築」(『10+1』No. 48)のときに話...

『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.263-276

[ネット公正論──データの逆襲 2]

表現の領土性、その生と死の相補性 | ドミニク・チェン

Territoriality of Expression, Its Complementarity of Life and Death | Dominick Chen

「死は生よりも尊とい」 こういう言葉が近頃では絶えず私の胸を往来するようになった。 しかし現在の私は今まのあたりに生きている。私の父母、私の祖父母、私の曾祖父母...言語でなければならない理由はない。言語にアルゴリズムを、画像に楽曲を、彫刻に映像を打ち返す。...

『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.28-34

[オルタナティヴ・ダンシング 1]

「タスク」について | 木村覚

About Task | Satoru Kimura

鍛えられた身体がフォルマリスティックに描く、ときに美しく、軽く、速く、強い運動……。「ダンス」という語についてひとが一般的に思い抱くのは、こういったイメージだろ...はダンスダンスレボリューション、あるいはアルゴリズム体操(「ピタゴラスイッチ」)……。むしろ...

『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.49-51

[論考]

ユビキタス“観測社会”とは何ですか? | 田中浩也

What is the Ubiquitous "Observation Society"? | Hiroya Tanaka

「地図を描く身体」と「都市を測る身体」 ユビキタス・テクノロジーによって生まれる社会のかたちについて、ビッグ・ブラザー論に代表される「監視社会」や、等身大を超え...の方法から、「測る」といった深層の数理的アルゴリズム解読にまで射程を延ばしたいとの考えもある...

『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.142-143

[サウンド+アート+サイエンス 2]

Regulation | 池上高志

Regulation | Ikegam Takashi

1 オートポイエシス 生命は、内側と外側を仕切る「膜」あるいは「インターフェイス」を自律的につくり続けるシステムである。境界なき生命をわれわれは生命とは認識でき...合神経回路網をまねいている)を、遺伝的なアルゴリズムで進化させ、環境に対して「意味のある行動...

『10+1』 No.45 (都市の危機/都市の再生──アーバニズムは可能か?) | pp.44-46

[構成]

Trans Network City | トランスネットワークシティワーキンググループ

Trans Network City | Trans Network City Working Group

現代の日本と都市には、近代において懸命に構築がすすめられてきた社会インフラとしての「ネットワーク」が幾重にも重なりあっている。鉄道網、道路網、上下水道網、エネル...システム、ルール、パターン、言語、数式、アルゴリズムなどさまざまであり、これらを全てひっくる...

『10+1』 No.33 (建築と情報の新しいかたち コミュニティウェア) | pp.103-114

[論考]

つくることの対象化──現代住宅建築論序 | 青木淳

The Objectification of Creation: A Preface to the Architectural Studies on Contemporary Housing | Aoki Jun

1 拘束と自由 「住み処としての空間がこれ程までに住まい手の生活を拘束し、或いは住まい手の身体感覚まで影響を及ぼすものだとはほとんど思いもよらないことでした」(...り、その操作が及ぼす範疇と操作そのもののアルゴリズムを、それを適応している主体の内側から自己...

『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.58-65

[批評]

トランスアーキテクチャー──思惟のふちを建てること | マーコス・ノヴァック五十嵐太郎

transArchitecture: Building the Edge of Thoght | Marcos Novak, Igarashi Taro

0エイドスとイデア 「なぜなら、エイドスとは日常の言語では、私たちの感覚的な目に見える物が、提供する容相を意味しているからである。にもかかわらずプラトンは強いて...がけた作品か、または、こ のプロジェクトのアルゴリズムの一面を図示したものである。4断絶と修復:...

『10+1』 No.06 (サイバーアーキテクチャー) | pp.76-89

[論考]

Grounding on Datascape | 元永二朗

Grounding on Datascape | Motonaga Jiro

...収差角の計算」(http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/surveycalc/algorithm/xy2bl/xy2bl.htm)を利用している。 まず、データと...

『10+1』 No.42 (グラウンディング──地図を描く身体) | pp.102-104

[論考]

天空と地球と都市と私──異なるスケールを同時に受け止めることについて | 田中浩也

The Sky, the Earth, the City, and I: On Grasping Different Scales Simultaneously | Hiroya Tanaka

GPSのアーキテクチャ 本特集号のキー・デヴァイスである「GPS」。まずはその技術的知識をおさらいしてみよう。 「GPS」は、もともと一九七三年にアメリカが軍事...ることさえできれば、あとはその感度と計算アルゴリズムを自分なりに改良を加えていけるのである。...

『10+1』 No.42 (グラウンディング──地図を描く身体) | pp.66-67

[論考]

02:サイバースペース──対面から体現へ | 田中浩也

Cyberspace- from Envisioning to Embodying | Hiroya Tanaka

二〇〇〇年夏、アメリカ各地のデジタル系建築家、建築や空間にアプローチする情報系研究者の取材を行なった。コンピュータによって作り出される情報空間(この論では広い意...ーション、インタラクションに働きかける「アルゴリズムそのもの」の設計である。「関係性」や「機...

『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.78-83

[論考]

コレオグラフィと身体 ──カニングハム、フォーサイスそしてピナ | 佳手芙美

Architectural Notation ──Choreography and the Body— Cunningham, Forsythe and Pina | Cadet Fumi

0    ラバノーテーションとダンスする身体 新しい舞踏のあり方は、舞踏家マース・カニングハムと作曲家のジョン・ケージのコラボレーションにおける偶然性と不確定性...れた偶然」は、コンピュータを用いながら、アルゴリズムの情報を超えた突破口を見出そうとしている...

『10+1』 No.03 (ノーテーション/カルトグラフィ) | pp.146-161

[批評]

都市はメディアである | フリードリヒ・A・キットラー長谷川章

The City is a Medium | Friedrich A. Kittler, Akira Hasegawa

われわれは自宅でさまざまな形でエネルギーを享受しているが、それに支配されていると考えたことなどない。同じように、将来さらに速く変化し変容するこうしたエネルギーを...だ。しかしその自動的遂行を命令するようなアルゴリズム(演算法)のない方程式では、歴史時代と同...

『10+1』 No.13 (メディア都市の地政学) | pp.78-87

[論考]

「届かなさ」の修辞学──監視社会(論)と動物化 | 北田暁大

The Rhetoric of "Unreaching": The Surveillance Society and Animalization | Akihiro Kitada

監視社会/都市論の「届かなさ」 ここ数年、私たちの生活世界をデータ化・管理化していく監視社会、監視都市の政治性を批判的に検討する論稿が続々と提示されています。新...ルなデータに「反応」するためのパターン、アルゴリズムのようなものは手放していないわけですね。...

『10+1』 No.33 (建築と情報の新しいかたち コミュニティウェア) | pp.150-162

[論考]

醜くて平凡──日常の表象 | デボラ・ファウシュ篠儀直子

Ugly and Ordinary: The Representation of the Everyday | Deborah Fausch, Shinogi Naoko

客観主義は社会的世界を、観察者に提示されるスペクタクルとして構築する。観察者はアクションに対する「視点」を取り、それを観察できるよう退いている者たちであって、そ...ストは、同一形態をいくつか作り出すためのアルゴリズムや、それらの原理についての分析というより...

『10+1』 No.24 (フィールドワーク/歩行と視線) | pp.156-175

[批評]

アウトバーン | フリードリヒ・A・キットラー三本松倫代

AUTO BAHNEN | Friedrich A. Kittler, Sanbonmatsu Tomoyo

地域なるものはその地域なるものとして、最初のもろもろの道をもたらす。それは運道する(Sie be-wëgt)。われわれはこの運道(Be-wëgung)という言葉...「この話のなかのレールはソシュールの式(アルゴリズム)の横線を物質化している」ものなのだから...

『10+1』 No.15 (交通空間としての都市──線/ストリート/フィルム・ノワール) | pp.128-139

[批評]

暴力のテクノロジー | M・クリスティーヌ・ボイヤー篠儀直子

Technology of Violence | M.Christine Boyer, Shinogi Naoko

本稿は、M・クリスティーヌ・ボイヤーのCybercities最終章にあたる“Electronic Disruptions and Black Holes of ...れたゾーンに──平易化されコード化されたアルゴリズムのデジタル・ボックスに──ますます依拠し...

『10+1』 No.13 (メディア都市の地政学) | pp.123-136

[技術転用・スピンオフ]

インフラ・フリー・システム──持続可能な都市形成を促すための東京大学の役割 | アニリール・セルカン畑中菜穂子

Infra-Free(IF) Systems: University of Tokyo's Role for a Sustainable Urban Development | Serkan Anilir, Naoko Hatanaka

都市生活は、文学や芸術、貨幣、農業、工業(火の使用を含む)とともに、人間特有の行動習性のひとつである。言語の使用や政治、戦争や発明などの行為は、より原始的な形態...重要な役割を果たすだろう。 1──環境容量アルゴリズム 提供=東京大学松村研究室2──インフラ・フ...

『10+1』 No.46 (特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits──極地建築を考える) | pp.117-119