1926年生まれ。フランスの哲学者。
(最終更新:2009年4月2日)
[インタヴュー]
...ってみると、六〇年代は、フランスでは、ミシェル・フーコー、ジル・ドゥルーズ、ジャック・デリダ... ...ところです。それに彼らが出た頃は、今でこそフーコー以下六〇年代の、ポスト・ストラクチュアリス...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.190-205
[批評]
...意味が浮かび上がってくる。 ところで、ミシェル・フーコーは、権力の技術の特殊な転換によって、(... ...ように──孤独として現われる。 ★一〇──Michel Foucault, Surveiller et punir:naisance de la prison, Gallimard, 1975.=...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.187-202
[連載 4]
...文化の理解』は邦訳も出ているが、同時にミシェル・フーコーの研究者でもあり(本人とも親しかった... ...・L・ドレイファス+ポール・ラビノウ『ミシェル・フーコー──構造主義と解釈学を超えて』(筑摩書...
『10+1』 No.41 (実験住宅) | pp.159-176
[政治の空間学 1]
...1 リベラリズムの空間政治学 ミシェル・フーコーはあるインタヴューのなかで次のように発言している... ... Questions à Michel Foucault sur la gèographie, Hèrodote, n。1, janvier-mars, 1976. 邦訳=ミシェル・フーコー「地理学...
『10+1』 No.36 (万博の遠近法) | pp.205-213
[批評]
...アイデンティティをもつわけではないが、ミシェル・フーコーの「ヘテロトピア」の概念を支持するさ... ...とんどインパクトを与えていない。 ★九──Michel Foucault,“Of Other Spaces: Utopias and Heterotopias”, in Architectu...
『10+1』 No.16 (ディテールの思考──テクトニクス/ミニマリズム/装飾主義) | pp.188-205
[批評]
...イバーシティ ジル・ドゥルーズは最近、ミシェル・フーコーの言う囲い込みの空間が徐々に滲みだして... ...一◯──Francois Ewald, "A Power without an Exterior" in Michel Foucault Philosopher, trans. Timothy J. Armstrong (New York: Routledge: ...
『10+1』 No.07 (アーバン・スタディーズ──都市論の臨界点) | pp.92-108
[グローバリズム 3]
...。 空間と権力に関するインタビューで、ミシェル・フーコーは「私はあるものが『解放』の秩序に属し... ...。 ★一六──ミシェル・フーコー「空間・知そして権力」(拙訳、『ミシェル・フーコー思考集成 9』...
『10+1』 No.33 (建築と情報の新しいかたち コミュニティウェア) | pp.225-236
[都市表象分析 27]
...とを学んだからではない」★一七と論じたミシェル・フーコーの歯切れのよい断言は、ブレーデカンプ... ...。 ★一六──同、二五九頁。 ★一七──ミシェル・フーコー『言葉と物』(渡辺一民+佐々木明訳、新...
『10+1』 No.45 (都市の危機/都市の再生──アーバニズムは可能か?) | pp.2-12
[ネット公正論──データの逆襲 1]
...沢新一は『森のバロック』★三のなかで、ミシェル・フーコーの『言葉と物』★四に基づきながら、一... ...』(講談社学術文庫、二〇〇六)。 ★四──Michel Foucault, Les Mots et les Choses: Une arche´ologie des sciences humaine...
『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.30-38
[非都市の存在論 10]
...こから慎重に身を退けた。周知のように、ミシェル・フーコーは『言葉と物』の冒頭に、一七世紀の普... ...y Press, New Haven and London 1993, p.48. ★一五──ミシェル・フーコー『言葉と物──人文科学の考古学』(渡...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.9-21
[都市表象分析 1]
...コスとの苛酷な衝突が生じたのである。 ミシェル・フーコーは『知への意志』において、古典主義時代... ...─Michel Foucault, L’Histoire de la sexualit?, I: La volont? de savoir, Paris: Gallimard, 1976. 邦訳=ミシェル・フーコー『...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.2-11
[論考]
...問題について、一つのヒントになるのは、ミシェル・フーコーが『言葉と物』の冒頭で紹介した「シナ... ...○年) ★五──八束はじめ前掲論文 ★六──Michel Foucault, Les mot et les choses, 1966. 渡辺一民・佐々木明訳...
『10+1』 No.01 (ノン・カテゴリーシティ──都市的なるもの、あるいはペリフェリーの変容) | pp.186-194
[批評]
...九八九)。 Michel Foucault, 'Space, Knowledge and Power'. in The Foucault Reader, Penguin. 1984/1991. Michel Foucault, Discipline And P... ...ッシェル・フーコーは都市と国家、そして権力について興味深い考察をしている。フーコーにしたがえ... ...の統治のモデルとしてみなされるようになる。フーコーは言う。 国家が巨大な都市に似ているという仮...
『10+1』 No.12 (東京新論) | pp.144-155
[論考]
...の「スペクタクルの社会」モデルに対してミシェル・フーコーが、ジェレミー・ベンサムが一八世紀末... ...芸術運動としても存在した。 ★一〇──ミシェル・フーコー『監獄の誕生』(田村俶訳、新潮社、一九...
『10+1』 No.27 (建築的/アート的) | pp.73-101
[論考]
...《これはパイプではない》を分析しつつ、ミシェル・フーコーはその中に自己破壊に至るまで逆立ちさ... ...び引用されているように、このテクストはミシェル・フーコーによる「これはパイプではない」という...
『10+1』 No.01 (ノン・カテゴリーシティ──都市的なるもの、あるいはペリフェリーの変容) | pp.195-202
[批評]
... the Language of Emerson, John Hopkins U.P., 1981. ★八──Michel Foucault, The Order of Things: An Archeology of the Human Sciences, Vi... ...一のものであると思われる。 ★二九──ミシェル・フーコーはまた、〈系譜〉という語の現代的な意味...
『10+1』 No.15 (交通空間としての都市──線/ストリート/フィルム・ノワール) | pp.104-118
[視覚の身体文化学 3]
...w Jersey: Lawrence Erlbaum Associates, 1982. ★三──ミシェル・フーコー『性の歴史──知への意志』(渡辺守章...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.21-23
[知の空間=空間の知 5]
...エドゥアール・ブーバ撮影分類学の廃墟 ミシェル・フーコーは、一七世紀から一八世紀にかけてのいわ... ...rrations, 1957, Ed. Flammarion, 1983, p.122. ★九──ミシェル・フーコー『言葉と物』新潮社、渡辺一民・佐々木...
『10+1』 No.09 (風景/ランドスケープ) | pp.2-13
[映像のトポス 3]
...、一九八三)三二─三三頁。 ★一八──ミシェル・フーコー『監獄の誕生──監視と処罰』(田村俶訳... ...転換を語っていた★一三。「規律社会」とは、フーコーが『監獄の誕生──監視と処罰』で分析した、...
『10+1』 No.15 (交通空間としての都市──線/ストリート/フィルム・ノワール) | pp.27-39
[連載 7]
...。 思想史的には、カンギレームは後輩のミシェル・フーコーに深い影響を与えた人物として知られるが... ...』(岩波書店、二〇〇五)。 ★一三──ミシェル・フーコー『言葉と物』(渡辺一民+佐々木明訳、新...
『10+1』 No.44 (藤森照信 方法としての歩く、見る、語る。) | pp.177-190
[グローバリズム 1]
...きて、何だと思ったら、随分前に翻訳したミシェル・フーコーのインタヴューである(最近筑摩から出... ...分前に翻訳したミシェル・フーコーのインタヴューである(最近筑摩から出たフーコーの著作集に収め... ...ーだと思ったが、新しい地理学の旗手たちが、フーコーが医師や建築家、造園家などと組んで行なった...
『10+1』 No.31 (コンパクトシティ・スタディ) | pp.209-216
[知の空間=空間の知 1]
...会ったのである。それは、『言葉と物』のミシェル・フーコーに倣って言うなら、サドの小説とともに... ...(岩波書店、一九九五年)など。 ★五──cf. Michel Foucault, Les Mots et les Choses, Gallimard, 1966, p.323.(邦訳、...
『10+1』 No.05 (住居の現在形) | pp.2-15
[ミュージアム・テクノロジー随想 1]
...を置くことになった当初考えていたのは、ミシェル・フーコーの『言葉と物』の有名な冒頭部分のこと... ...は、ミシェル・フーコーの『言葉と物』の有名な冒頭部分のことである。あいもかわらず、フーコーか...
『10+1』 No.36 (万博の遠近法) | pp.41-42
[建築の還元 4]
...論的布置(エピステーメー)を問い続けたミシェル・フーコーの営為を縮約するならば、それはまさに... ...能性について語っていた、と言うべきだろう。フーコーが博物学的な知の分類に際して、絶えず隠喩と...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.210-220
[インタヴュー]
...あると思います。それこそ、フランスにはミシェル・フーコーによるアーカイヴに関する考察の文脈が... ...感じられます。 ブレイエ──確かに、一方ではフーコーによる「知の考古学」のような側面があること...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.150-158
[都市表象分析 10]
...ットの《これはパイプではない》をめぐるミシェル・フーコーの分析を踏まえて、《類推的都市》の下... ...九頁。 ★八──同、四七〇頁。 ★九──ミシェル・フーコー『これはパイプではない』(豊崎光一+清...
『10+1』 No.28 (現代住宅の条件) | pp.2-10
[批評]
...、一九九六)一六八─一八七頁。 ★一三──Michel Foucault, "Des espaces autres", in Dits et 残rits 1954-1988 IV 1980-198... ...間を、フーコーの言葉を借りて〈異空間(espace autre)〉と呼ぶことにする。もっとも、フーコーの「異... ...そもそも映画空間を指すものではないのだが。フーコーが一九六七年に建築家の研究サークルでの講演...
『10+1』 No.11 (新しい地理学) | pp.138-150
[翻訳]
...評はつねに相互に重複して関係している。ミシェル・フーコーの『言葉と物』に触発されて、マンフレ... ...をもたないとしても。 こうして見ると、ミシェル・フーコーのかつての学生にしてドゥルーズ研究者で...
『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.136-148
[論考]
I 現実としての模像 集合住宅の一大展示場である多摩ニュータウンのなかで、もっとも人目をひく場所の一つは、京王堀之内駅前の斜面に並んだ一群の住宅団地である。「...一九七七—八年)を参照せよ。 ★五──ミシェル・フーコー『監獄の誕生──監視と処罰』(田村俶訳...
『10+1』 No.01 (ノン・カテゴリーシティ──都市的なるもの、あるいはペリフェリーの変容) | pp.116-123
[建築を拓くメディア]
...築」、「アウトドア」……。目次を見るとミシェル・フーコーが引用した「シナのある百科事典」★一... ...ちた二冊であると言えよう。 註 ★一──ミシェル・フーコー『言葉と物──人文科学の考古学』(渡...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.114-115
[建築を拓くメディア]
...困難さを示している、とも言えるだろう。ミシェル・フーコーがかつて『言葉と物──人文科学の考古... ...躍台としての発見的な言葉を探り当てることはできるだろうか。 6──ミシェル・フーコー『言葉と物』...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.106-110
[批評]
...影響しているのかが問われねばなるまい。ミシェル・フーコーはこう指摘している。 記憶は実際、闘争... ...er written for Princeton University, 1994, p.3. ★四一──Michel Foucault, "Film and Popular Memory", in Foucault Live (Interviews 1966...
『10+1』 No.13 (メディア都市の地政学) | pp.123-136
[批評]
...er, Chronik einer deutschen Wandlung, 1925-1935, Hamburg 1936. Michel Foucault, Sexualität und Wahrheit, Bd. 1: Der Wille zum Wissen, Frank... ...と、おそらく首都というものを考える場合に(フーコーの「政治的な思考と政治的な分析」のテーゼに...
『10+1』 No.13 (メディア都市の地政学) | pp.78-87
[批評]
...外形を有することになる。「権力の眼」でミシェル・フーコーが論じているところでは、一八世紀終わ... ...perego," p.82 (前掲書、一一〇頁)。 ★六九──Michel Foucault, "The Eye of Power," in Power/Knowledge: Selected Interviews ...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.100-119
[翻訳]
われわれには新公園しかない、と想像してはならない。思考して、周りを見渡してみるんだ。どんな場所も、トンチーが集まり、われわれの場所だと主張できる拠点になりえるの...とホモセクシュアルである自分との関係、ミシェル・フーコー、クロード・レヴィ=ストロースからマ...
『10+1』 No.40 (神経系都市論 身体・都市・クライシス) | pp.130-143
[論考]
...」に切りさいなまれた屍体である★四。 ミシェル・フーコーによれば、一八世紀は屍体解剖学という身... ...四──同書、二四──二五頁。 ★五──ミシェル・フーコー「第八章 屍体解剖」(『臨床医学の誕生...
『10+1』 No.40 (神経系都市論 身体・都市・クライシス) | pp.218-224
[論考]
...一九八二)、二六八—二七五頁。 ★一三──Michel Foucault, Naissance de la Clinique, PUF, 1963; Les Mots et Les Choses,...
『10+1』 No.39 (生きられる東京 都市の経験、都市の時間) | pp.100-105
[翻訳論文]
...ル」によってモニターされている。 ★四──Michel Foucault, Discipline and Punish: The Birth of the Prison, trans. Alan Sh... ...977; reprint, Harmondsworth: Penguin, 1991). (邦訳=ミシェル・フーコー『監獄の誕生──監視と処罰』[田村俶...
『10+1』 No.33 (建築と情報の新しいかたち コミュニティウェア) | pp.163-171
[連載 8]
...レアリスムの小説家、批評家としても知られるミシェル・レリスがいわゆるジプチ・ツァーの調査旅行... ...をして"French Modern"を書いたわけだが、そこからフーコーの権力論の福祉概念への応用を骨子として一九...
『10+1』 No.45 (都市の危機/都市の再生──アーバニズムは可能か?) | pp.198-212
[連載 10]
...てしまうとして、植民地の権力をさらに深く(フーコー的に)読み取る必要性を強調しているが、それ... ...民俗学にのめりこんだことで、その一例としてミシェル・レリスが三一年博と同じ年にダカール=ジプ...
『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.176-192
[鼎談]
...でしょうね。 上野──「ざわめき」というのはミシェル・セールも言ってますよね。たしかにセールも... ...業を考えなくてはならないでしょう。 上野──フーコーの『言葉と物』における有名な「人間」の消滅...
『10+1』 No.08 (トラヴェローグ、トライブ、トランスレーション──渚にて ) | pp.80-93
[批評]
...くの成果と反応を生んだ。例えばミシェル・ド・セルトーはフーコーの「ディシプリン・テクノロジー... ...「空間の実践」のあり方について語っている。フーコーがパノプティコンを通して明らかにしていた、...
『10+1』 No.07 (アーバン・スタディーズ──都市論の臨界点) | pp.74-85
[論考]
...として位置設定される両者は、まったくもってフーコー流の相互に逆倒(さかしま)な都市であるが、... ...め」の特権化に多大な影響をおよぼしたのは、ミシェル・ド・セルトーの研究であり、なかでも『日常...
『10+1』 No.25 (都市の境界/建築の境界) | pp.151-168