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福田晴虔 (フクダ・セイケン)

1938年生まれ。西日本工業大学教授/建築史。日本建築学会、建築史学会、米国建築史学会。

(最終更新:2010年8月18日)

> 10+1 DATABASE内「福田晴虔」検索結果 (11件)

[都市の表象分析 16]

都市の伝記──自伝という死の訓練 | 田中純

Analyses of Urban Representation 16 | Tanaka Jun

ヴェネツィアにほど近いパドヴァの街の中心に、転倒した船の船底のような屋根をもつパラッツォ・デッラ・ラジォーネは建つ。「サローネ(大広間)」と呼ばれる巨大なホール...─アルド・ロッシ『都市の建築』(大島哲蔵+福田晴虔訳、大龍堂書店、一九九一)二九八頁(ポルト...

『10+1』 No.34 (街路) | pp.2-11

[都市表象分析 18]

「メタ世界」としての都市──記憶の狩人アルド・ロッシ | 田中純

The Urban as "Meta-World": Memory Hunter "Aldo Rossi" | Tanaka Jun

1 建築の「情念定型」 アルド・ロッシの『学としての自伝』(邦題『アルド・ロッシ自伝』)は、この建築家の記憶のなかの断片化されたイメージが、夢のメカニズムにも似...(アルド・ロッシ『都市の建築』、大島哲蔵・福田晴虔訳、大龍堂書店、一九九一)四一五頁。 ★一四...

『10+1』 No.36 (万博の遠近法) | pp.2-12

[セヴェラルネス:事物連鎖と人間 5]

出来事とその徴──ダイコクノシバのアレゴリー | 中谷礼仁

The Event and the Sign: Allegory of DAIKOKUNOSHIBA | Nakatani Norihito

大極殿の発見 奈良の平城京、とくに天皇による政(マツリゴト)の中心施設であった大極殿(ダイゴクデン)の位置同定には、もはや伝説とも言うべき逸話が存在する。 平城...ッシ「一八・場」『都市の建築』 (大島哲蔵+福田晴虔訳、大龍堂)一六一頁 場所に強固に残存する...

『10+1』 No.36 (万博の遠近法) | pp.13-25

[技術と歴史 10]

サステイナブル・デザインを遡る | 野沢正光

Tracing Sustainable Design | Masamitsu Nozawa

シミュレーション技術の向上と設計の変化 野沢正光──一九七〇年代、第一次、第二次と立て続けに「オイルショック」という問題が起きました。一九七二年には、ローマクラ...ble)」についてちょ っと触れたいと考えます。福田晴虔さんの著作にある話の受け売りです。デュラブ...

『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.215-225

[大島哲蔵追悼]

「工作者」の影──大島哲蔵論にかえて | 福田晴虔

The Shade of the "Provacateur": As an Essay on Tetsuzo Ohshima | Fukuda Seiken

大島哲蔵氏と知り合うようになったのは、私がまだ東京の大学で助手をしていたころ、一九六六、七年のころではなかったかと思われるが、最初の出会いについてはほとんど記憶がない。いずれにせよ、出会うきっかけは、彼がT書店の外商担当として、研究室に建築関係の洋書を見計らいで持ち込んできたことであったのは間違いない。氏との関係で最初...

『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.168-171

[大島哲蔵追悼]

タイポロジー──アルド・ロッシからドナルド・ジャッドまで | 大島哲蔵

Typology: From Aldo Lossi to Donald Judd | Oshima Tetsuzo

記憶に棲むオブジェ 今日はタイポロジーをめぐって、アルド・ロッシからドナルド・ジャッドまでお話する予定です。まずはオーソドックスな話から始めましょう。 私はか...アルド・ロッシの主著である『都市の建築』(福田晴虔+大島哲蔵共訳、大龍堂、一九九一)の翻訳を...

『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.181-191

[批評]

反近代としての装飾/反表象としての装飾──建築装飾における思想・理論・技術 | 倉方俊輔

Ornament as Anti-Modernization, Ornament as Anti-Representation: Ornament in Idea, Theory, and ArtShunsuke Kurakata | Kurakata Shunsuke

建築にとって装飾とは何か? 現在の装飾論ということであれば、まず鶴岡真弓の仕事に触れなければなるまい。ケルト美術研究に始まり、さまざまな装飾・文様の再評価によっ...ジョン・ラスキン『ヴェネツィアの石』第1巻(福田晴虔訳、中央公論美術出版、1994)2──室町—昭和...

『10+1』 No.16 (ディテールの思考──テクトニクス/ミニマリズム/装飾主義) | pp.164-171

[論考]

東京のタイポ・モルフォロジー | 塚本由晴藤村龍至

Typology/ Morphology of Tokyo | Tsukamoto Yoshiharu, Ryuji Fujimura

このところ東京都心部では、「東京ミッドタウン」や「新丸ビル」等、大規模再開発による大型商業施設が続々とオープンしている。経済構造改革と連動した「都市再生」と呼ば...アルド・ロッシの『都市の建築』(大島哲蔵+福田晴虔訳、大龍堂書店、一九九一)が想起される。ロ...

『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.76-84

[セヴェラルネス:事物連鎖と人間4]

自尊心の強い少年 | 中谷礼仁

Boy with High Self-Esteem | Nakatani Norihito

円形競技場はきっちりとした形態を備え、その機能を明確に体現した形となっている。それはもともと、無造作な容れ物として考えられたものではなかったのであって、それどこ...レ・ヴィターレ編『都市の建築』、大島哲蔵+福田晴虔訳、大龍堂書店、一九九一、一二八頁) 1 都...

『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.12-23

[都市表象分析 19]

土地の名──青天白日覓亡都 | 田中純

The Name of the Land: Searching for Traces of a Vanishing Civilization on a Fine Day | Tanaka Jun

1 雪岱の東京 ゆきて還らぬなつかしい面影──。 鏑木清方が『小村雪岱画集』に寄せた言葉である。 雪岱は泉鏡花作品の装幀挿絵で知られている。独特に様式化されたそ...─アルド・ロッシ『都市の建築』(大島哲蔵+福田晴虔訳、大龍堂書店、一九九一)三一六頁(アメリ...

『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.2-12

[都市/テクスト]

九〇年代の建築/都市計画の文献をめぐって | 五十嵐太郎

An Introduction to Books on Architecture/Urbanism in the 90s | Igarashi Taro

都市記号論を超えて 一九六〇年代にK・リンチやR・バルトが都市記号論を準備し、七〇年代にコンテクスチャリズム論が語られ、八〇年代は学際的な都市テクスト論が興隆し...3 アルド・ロッシ『都市の建築』(大島哲蔵+福田晴虔訳、大龍堂書店、1991) 西欧都市の発展を類型...

『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.112-115