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瀧本雅志 (タキモト・マサシ)

1963年生まれ。表象文化論、哲学。岡山県立大学デザイン学部准教授。

(最終更新:2009年9月29日)

> 10+1 DATABASE内「瀧本雅志」検索結果 (7件)

[批評]

メンズ・ルーム | リー・エードルマン瀧本雅志

Men's Room | Lee Edelman, Takimoto Masashi

I 公衆用の男子トイレ(メンズ・ルーム)は、建築として言うなら、滅多に眺めのいい部屋(ルーム)であることはないし、そもそも外の眺めと言える代物が少なくとも見える部屋では滅多にない。(ウォーター・クローゼット=WCであるうえ、大声で言うのはタブーな肉体に関わる事柄を行なう場でもあるから)男子トイレはクローゼット[=内密の...

『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.130-142

[批評]

オン・オフの彼岸のマイクロ・サーフ──モバイル・メディア論へ向けて | 瀧本雅志

Micro-Surfing the On/Off Equinox: Toward a Theory of Mobile Media | Takimoto Masashi

仕事と私生活のあいだに明瞭な区別を迫ることはできないのです。ちょうど継ぎ目のない蜘蛛の糸のようなものです。 ビル・クリントン(「政策発表──テクノロジー施策の最重要課題」NII、一九九三)より★一 ジル・ドゥルーズは、「ニーチェの主要登場者辞典」で次のように書いている。「蜘蛛(あるいは舞踏蜘蛛)(…中略…)復讐の精神...

『10+1』 No.15 (交通空間としての都市──線/ストリート/フィルム・ノワール) | pp.171-179

[批評]

ヴァーチュアリティへの意志、西洋の没楽 | アーサー・クローカー+瀧本雅志

The Will to Vertuality | Arthur Kroker, Takimoto Masashi

痙攣を司る僧侶の死 現時代は、長引く没楽、おそらくは終了不能な没楽の時代である。われわれは禁欲的な僧侶と目を見張らせる驚嘆すべき者とを(決して終わらぬかもしれぬ)終わりに見出すだろうと言ったニーチェの予言は的中したが、後者に限っては、結局緊張下で悪性へと転じてファシストになってしまった。禁欲的な僧侶は、しかし決して変わ...

『10+1』 No.07 (アーバン・スタディーズ──都市論の臨界点) | pp.109-124

[キーワード]

90年代都市・建築キーワード/キーパーソン | 南泰裕瀧本雅志松田達

Urban/ Architecture Keywords and Key Persons of the 90s | Minami Yasuhiro, Takimoto Masashi, Matsuda Tatsu

連続と切断の言語風景── 1990年代の都市と建築をめぐって 南泰裕 たったいま終わりを告げたばかりの、1990年代の都市と建築を切り出して、「何かが確実に変わったのだ」、とわれわれは言うことができるだろうか。ミシェル・フーコーにならってエピステーメーの変容を、あるいはトーマス・クーンを想起してパラダイム・シフトの痕跡...

『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.68-87

[非都市の存在論 11]

《言葉》と《建築》──性差という分割 | 田中純

"Language" and "Architecture": Sexual Difference as Division | Tanaka Jun

1 二つの扉 一九八八年七月二三日の深夜、オーストリアのザンクト・ペルテンで屋外展示されていたジョン・ホワイトマンの仮設建築作品「二分割可能(Divisible...ドルマン「メンズ・ルーム」、『10+1』No.14(瀧本雅志訳、INAX出版、一九九八)一三一頁。 ★一〇──...

『10+1』 No.15 (交通空間としての都市──線/ストリート/フィルム・ノワール) | pp.15-26

[建築の還元 1]

関係の切断 | 南泰裕

Severing Relations | Minami Yasuhiro

1 〈交通問題〉としての近代、および建築 ひとつの表現をなすことの、恐らくはきわめて現在的で共同了解的な認識であるに違いないのだが、長い間、私は自らを建築につい...え撃つことはできない。 註 ここでの思考は、瀧本雅志氏、暮沢剛巳氏、五十嵐光二氏との、連夜にわ...

『10+1』 No.17 (バウハウス 1919-1999) | pp.2-12

[非都市の存在論 4]

コンピュータの屍肉──サイバースペースの〈生ける死者〉たち | 田中純

Computer Corpses: The Living Dead of Cyberspace | Tanaka Jun

1 サイバースペースと建築──流体的アナモルフォーズの罠 ヴァーチュアル・リアリティ、サイバースペース、サイバーアーキテクチャーと、どのように呼ばれるのであれ、...し、訳文は次に従う。アーサー・クローカー(瀧本雅志訳)「ヴァーチュアリティへの意志、西洋の没...

『10+1』 No.08 (トラヴェローグ、トライブ、トランスレーション──渚にて ) | pp.16-27