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林卓行 (ハヤシ・タカユキ)

1969年生まれ。玉川大学芸術学部準教授。

(最終更新:2010年8月12日)

> 10+1 DATABASE内「林卓行」検索結果 (7件)

[批評]

シンク(sink)にて──アブジェクシオンの建築 | ナディール・ラーイジD・S・フリードマン五十嵐光二

At the Sink: Architecture in Abjection | Nadir Lahiji, D.S. Friedman, Igarashi Koji

...の批評基準」、『美術手帖』一九九七年三月号(林卓行訳、美術出版社)一八一─一八二頁]。 ★二四... ...の批評基準」、『美術手帖』一九九七年三月号(林卓行訳、美術出版社)一八一頁]。また次も参照。Kr...

『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.100-119

[Waitinwg for Art 5]

すべてを見とおす技術 | 林卓行

Ars Perspectiva | Hayasi Takayuki

以下、身勝手な不満であることを承知で書く。 初秋の軽井沢(セゾン現代美術館)で岡崎乾二郎の初回顧展が開催された。とりわけここ数年、岡崎はかつてなく大きく、また広い範囲からの注目を集めてきた。著書『ルネサンス 経験の条件』(筑摩書房、二〇〇一)や松浦寿夫との対談集『絵画の準備を!』(セゾンアートプログラム、二〇〇二)が相...

『10+1』 No.30 (都市プロジェクト・スタディ) | pp.26-29

[Waiting for Art 2]

どうでもいいものをなせ──ド・デューヴ、ベケット、カウリスマキ | 林卓行

Fais n'importe quoi/ Do Whatever | Hayasi Takayuki

まがりなりにも教員などしていると、受け持ちの学生が自分のそれとはまるでちがうヴォキャブラリを使う場面に出くわして、軽い驚きをおぼえることがある。とあるゼミの時間、ある学生はHIROMIXやホンマタカシなどに言及しながら、それらの写真をさも当然のように「身近写真」と呼んだのだった。 これほどストレートというか、身も蓋もな...

『10+1』 No.27 (建築的/アート的) | pp.26-29

[Waiting for Art 4]

“The Man Who Wasn’t There” | 林卓行

"The Man Who Wasn't There" | Hayasi Takayuki

都内での上映終了まぎわになって時間ができた。かけこみでジョエル&イーサン・コーエンの新作、『バーバー』を観る。 タイトル・クレジットの文字が、まるで物質として宙に浮かんでいるかのように、ぐるぐるまわる床屋の看板に影を落とす、その秀逸なオープニングに目を奪われたあと、低コントラストの、ぬるいモノクロのイメージをいくつか経...

『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.25-28

[Waiting for Art 1]

完全さの先にあるもの | 林卓行

Beyond the "Perfection" | Hayasi Takayuki

「完全さの先にある自然さ」。 この「座右の銘」をスティーリー・ダンと共有する某DJによる、コンピレーション・アルバム──出典も内容もうろおぼえなのだが、ある音楽雑誌の新譜評にあったそんなキャッチコピーに釣られて、一枚のCDを買った。ところがこれが凡作。この種の買い方をしたCDで、繰り返し聴けるものがあったためしがないの...

『10+1』 No.26 (都市集住スタディ) | pp.29-31

[論考]

抽象からテリトリーへ ジル・ドゥルーズと建築のフレーム | 石岡良治

From Abstraction to Territories: Gilles Deleuze and the Frame of Architecture | Yoshiharu Ishioka

1 ヴァーチュアル・ハウスと襞の形象 インターネット環境がパーソナルなレヴェルで普及していった一九九〇年代に、さまざまな分野で「ヴァーチュアル・リアリティ(VR...六──レオ・スタインバーグ「他の批評基準」(林卓行訳、『美術手帖』一九九七年一──三月号、一...

『10+1』 No.40 (神経系都市論 身体・都市・クライシス) | pp.184-191

[Waitinwg for Art 3]

ソニアのめまい | 林卓行

Sonia Delaunayユs Delirium | Hayasi Takayuki

カンディンスキーのよさがわからない。 「抽象絵画の開拓者」というその肩書きが、機会あるごとに展覧会場に足を運ばせるものの、満ち足りた気分で帰路に就いた記憶がない。 この春のカンディンスキー展(東京国立近代美術館)も例外ではない。ロシア=旧ソヴィエト各地の美術館から、ほとんど忘れられた作品群を丹念に集めてきた、敬服に値す...

『10+1』 No.28 (現代住宅の条件) | pp.30-32