アントニオ・ネグリ, マイケルハート
以文社、2003年1月23日、579ページ
ISBN=9784753102242
[都市表象分析 14]
...グローバルな主権形態を〈帝国〉と定義している(『〈帝国〉』)。〈帝国〉は空間的にも時間的にも... ...が〈帝国〉と呼ばれるがゆえに、ネグリ/ハートは、序においてすでに、アメリカ合衆国を〈帝国〉と...
『10+1』 No.32 (80年代建築/可能性としてのポストモダン) | pp.2-11
[グローバリズム 3]
...。 この点、話題の書であるネグリとハートの『〈帝国〉』では、サバルタン・ナショナリズムの進歩的... ...論。主唱者は大河内一夫や風早八十二)が既に〈帝国〉期の資本主義のレギュラシオン的な枠組みを先...
『10+1』 No.33 (建築と情報の新しいかたち コミュニティウェア) | pp.225-236
[論考]
...、境界を欠いたグローバルな主権形態としての〈帝国〉に対し、それに抗する生産的で創造的な諸主体... ...を指す。ネグリはマルチチュードを、〈帝国〉の内部で、〈帝国〉に抗する多元性と規定し、それは新...
『10+1』 No.31 (コンパクトシティ・スタディ) | pp.109-122
[翻訳]
...に統御・調整されていない新しいグローバルな〈帝国〉が出現したことをアントニオ・ネグリとマイケ... ...=マルチチュードに突き動かされたこの新しい〈帝国〉との間には非常に大きなギャップがあるように...
『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.136-148
[Urban Tribal Studies 16]
...ず、ハイブリッド的で変わりゆく領土をもつ、〈帝国〉のただなかで闘争し、それに抗って構築を行な... ...は、その反抗の意志と解放への欲望を通して、〈帝国〉をその反対側にまで突き抜けさせなければなら...
『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.225-234
[建築を拓くメディア]
...ネグリは、マイケル・ハートとの共著である『〈帝国〉──グローバル化の世界秩序とマルチチュード... ...5──アントニオ・ネグリ+マイケル・ハート『〈帝国〉』 〈技術と環境〉の系──サステイナビリティ...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.106-110
[都市ノ民族誌 4]
演奏会じゃねぇんだよ! フェスなんだよ! うたえよ、お前ら自身うたったらどうだよ、ただ聞いてるだけじゃよぉ、犬か猫と同じじゃねぇかよ 「’71 日本幻野...暴力的な直接行動であり、ネグリとハートの「〈帝国〉に抗する民たち」のプログラムのなかに未だ書...
『10+1』 No.34 (街路) | pp.39-42
[都市ノ民族誌 3]
今後、この映像は、 繰り返し使われるだろう 「ヒゲとボイン。国会と雷」 平成一五年九月三日の夕刻、東京・永田町の〈国会議事堂〉におおきな雷が落ちた。議事堂の...──アントニオ・ネグリ+マイケル・ハート『〈帝国〉』(以文社、二〇〇三)。 ★七──ポール・ヴ...
『10+1』 No.33 (建築と情報の新しいかたち コミュニティウェア) | pp.38-40
[非都市の存在論 6]
1 啓蒙都市とグラフ理論 トポロジーの一分野をなすグラフ理論が生み出されたきっかけの一つが、〈ケーニヒスベルクの七つの橋〉の問題である。それは一八世紀、東プロイ...与えられているとすれば、情報ネットワークの〈帝国〉における、松浦のいう〈情報論的な早漏〉によ...
『10+1』 No.10 (ル・コルビュジエを発見する) | pp.18-29
[対談]
都市の政治学=社会学と均質空間 田中── 今回の特集は「メディア都市の地政学」と題しています。空間的な距離を無化するテレコミュニケーションが普及することによって...されたのは、いままでとは異なる非常に奇妙な〈帝国〉のメディア空間であるのかもしれません。いず...
『10+1』 No.13 (メディア都市の地政学) | pp.62-77
[循環する都市 1]
寒いので身ぶるいしながら、安全地帯の上に足踏みをして、ぐるりと一廻りした時、町裏になった広瀬中佐の銅像のある辺りから、一群の狼が出て来て、向こう側の歩道と車道の...る種の暴力的な非対称性を作り出す装置を仮に〈帝国〉と名付けるなら、そういった帝国は、いまだに...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.201-209