澤野雅樹
彩流社、2009年、222ページ
ISBN=9784779110566
[論考]
...代を超えて建築の原型になるという指摘にも通底する。[〈それ〉は呼吸し]だが、構築だけで建築の... ...物的なものを起源として措定するのであれば、住宅を被膜として思考する方法が開かれていくはずであ...
『10+1』 No.05 (住居の現在形) | pp.130-145
[批評]
一八五二年、皇帝に即位したナポレオン三世は、翌五三年に、土木技師ジョルジュ・ウージェーヌ・オースマンをパリ市長およびセーヌ県知事に任命する。パリの大規模な改造は、このオースマン男爵という強引な権力主義者の名にともなって開始された。不気味な妄想を体現するかのような美観を呈する都市──パリ。東秀紀は、永井荷風がみたパリにふ...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.224-232
[1990年代以降の建築・都市 9]
...が犯罪に巻き込まれたり、逆に犯罪を起こしたりするんじゃないか不安じゃありませんか。あたし、室... ...回復には、やはり『警察官の増員』です」と断言する。彼女によれば、住民基本台帳ネットワークが導...
『10+1』 No.33 (建築と情報の新しいかたち コミュニティウェア) | pp.217-224
[キーワード]
...在化〉と〈自己言及性〉という言葉によって表記することができる。その内実をまとめるならば、次の... ...いうよりは半透明によって「非在の現前」を表現することに多くの思考が注がれた。 〈自己言及性〉:...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.68-87